試験科目と合格ライン

行政書士の試験にはかなり科目が多くて複雑に分かれています。
行政書士を独学したい主婦にとっては、全試験科目を取りこぼさないでうまくマスターするのは 楽にできることではないと思いますから、早い段階でなるべく全体の見通しを持ったほうが いいでしょう(科目をひと通り一周することをまずは最初のヤマだと考えてほしいと 思いますね。一周できないうちに脱落する人が多いですから)。

行政書士の試験科目は、次のように分かれています。
法令科目(全部で46問・全部で244点)
憲法・民法・商法・行政法・基礎法学
一般知識科目(全部で14問・全部で56点)
「政治・経済・社会」・「情報通信・個人情報保護」・「文章理解」

行政法はひとくくりになっていますが、次のようにさらに分けることができます。
行政法
行政法の一般的な法理論・行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法

行政書士の試験は全部で300点満点ですが、実は合格基準は(科目レベルで) 指定されています。
・法令等科目は122点以上
・一般知識等科目は24点以上
・総合得点が180点以上

この3つをクリアすればそれだけで合格できます。最低でも6割は正解を出すことが ノルマだと思ってください(実際にはもう少し余裕を持って正解を出すべきですが)。


ちなみに、試験問題の出題形式は次のようになっています。
・法令科目
択一式(5択)・多肢選択式・記述式
・一般知識科目
択一式(5択)

択一式は、5つの選択肢から正しいものや誤りを含むものを選ぶタイプだと考えてください。
多肢選択式は、空欄に当てはまる言葉を選ぶのですが、選択肢がかなりたくさんあって 難易度は高めですね。
記述式は、40文字くらいでの説明を要求されます。量は少ないですがここで失敗する人は 毎年いっぱいいますからこれだけの対策も、不安を感じたらしたほうがいいでしょう。

私としては法令科目を、憲法→行政法→民法→商法→基礎法学という順番で 勉強することをおすすめしたいです(ただし人によってはこの順番ではないほうが うまくいくこともありますから注意してください)。
特に最初の3つをこなしたらけっこう弾みがつくだろうと思います。

行政書士の一般知識科目は最近試験問題の傾向がつかみにくくなっているようですが、 法令科目はまだ過去問を中心にした対策がしやすいはずです。
意表をついた問題はできない人が多いですが、それ以外の問題はしっかりやっておけば 対応できるはずです。まずは、「他人ができる問題を落とさない」ことが目標だと 思ってほしいですね。

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