行政書士は、独立した事務所をオープンして働くことが主眼となっている資格です。
ただの主婦にも、当然行政書士に受かったら開業をするチャンスが到来します
(こんな恵まれた資格もそうそうないでしょう)。

主婦が行政書士に合格することができたら、どんなふうにして開業したらいいでしょうか。
ここでは、主婦ならではの仕事のはじめ方・注意点について語らせて下さい。

行政書士は、働き方に人それぞれで幅がある資格です。
主婦の場合は、特にパート・サブ収入感覚でやっている人もいます。

夫の扶養控除から絶対に外れたくないときや実際に、子育てや家事・看護等と両立させたいときは、それはそれでかまわないでしょう。
やはり、家事や育児を優先させたい場合にそれができるのはうれしいものですね。

しかも行政書士の場合、依頼を1件受けるだけで数万円、あるいは20万円以上の収入になることも普通ですから、家をあまり空けられない主婦にとっては助かるでしょう。

この場合だと、仕事の幅を広げることも、高い収入をどんどん稼いでいくことも、あまり望めないでしょうが、「小ぢんまりとしたスケールでやっていくこともできる」という選択肢が、主婦が行政書士になったときにはあるわけです。

もっとも、そういう働き方を望まない人だって今は多いでしょう。
もちろん、(私もやっていますが)男性や独身女性の行政書士とまったく同じくらい活発な事務所づくりをすることもできます。同年齢の一般男性よりも高い年収を稼ぎ出すこともよくあります。その気があれば、行政書士連合会等で事務所運営のコツを教えてもらうなどしてパワフルに働いていくことができます。

ところで、他の行政書士に負けないくらいのスケールで働きたい場合は、最初から、自分が主婦でもあることをあからさまにしないことも大切です。

たとえば、最初の設備投資のことがあります。
名刺であったり機材であったり、それから事務所であったりと何かと物入りになりますが、自宅開業もいける資格なので、自宅をそのまま使う人もいます。

仕方ない場合もあるでしょうが、できれば小さくてもよそに事務所を借り、安くてもまともな機材を設置するなどしていっぱしの行政書士のように最初からふるまったほうがいいのではないかと思います。

特に主婦の場合、自宅でずっとやっていると、「家事の片手間にやっている」というイメージで見られがちです。本格的な行政書士としてやっていきたい場合、顧客にまともに相手にされなくなるケースもあると聞いています。
私も、行政書士として事務所にいるときや出先にいるときは主婦であることをいったん忘れるようにしています。

このように、注意したほうがいいことはいろいろとありますが、今後、主婦から行政書士デビューを果たす女性は増え続けるでしょう。
女性がいつまでも輝き続けられる職業なのですから1日も早くフォロワーに続いてほしいものです。