行政書士に私がなりたいと思ったのは、主人の会社が不景気でボーナス等が減ったり手当が一部カットされたりしたことがきっかけです。
子供も小学生ですけど手がかからなくなってきたんで、私も何か仕事をしなくちゃと思いました。

しかしたいした経験もない私にできる仕事が少ないことに愕然としました。
事務の仕事だってさっぱり見つかりませんし、たまに応募してもぜんぜん通らないんです。

そんなときに行政書士の資格は誰でも受験できて、仕事の幅も広くて、最初は設備投資が少なくても開業できると知ったんです。
たいへんな勉強になることはわかったんですけど、主婦でもすぐ受かるような資格よりはちゃんとした資格が大事だと思って、行政書士の独学をはじめました。

やっぱり行政書士の独学は主婦には楽じゃなかったです。
家族はまあまあ協力的だったんですけど、それでも家のことは私が中心になってやらないといけませんし、行政書士の勉強は見当もつかないことばかりで独学はさっぱり進みません。

結局最初の年は不合格でした。でも最初の年も、ずっと独学でがんばってたわけじゃないんですけどね。試験の2ヶ月くらい前に入ると本当にあわてちゃって。

ぜんぜん自信がない部分がいくつもあって、それを何とかしたいと思ってLECさんやフォーサイトさんでやっている直前対策用のコースを一度に申し込んで、それで悪あがきをすることにしました。

独学で行政書士に受かる予定だったのにそんな悪あがきをして、我ながら中途半端な主婦だと思いましたけど、でもやったのは正解でした。確かに利用者が多い講座だけあって、だいぶうまく書けなかったところが、試験の日にかなり書けるようになれたんです。

それもあって、試験が終わってから採点をすると、ボーダーラインの点数くらいは取れていることがわかったんです。合格発表まで悶々としてたんですけど、なんと! あと1点取れてれば受かってたんです。

すごくショックでしたけど、でもすぐに立ち直れました。
ただの主婦なのに、あの行政書士試験でそこまで行けた、それも独学から出発してそこまで行けたんだからと思うことができて。次の受験ではうまく合格できました。

これから行政書士を受ける主婦の方には、同じ失敗はしないでほしいので、「独学で全部をやろうと無理にすることはないんだ」と知ってもらいたいですね。
今だったら、家でもできる勉強法があるし、種類も豊富ですから、そういうのを上手に使って、受験勉強をできるだけ短く終わらせてほしいです。