最近は、行政書士の通信講座の進化のスピードが速くなっています。まさに、多様化の時代が到来したようですね。
ここでは、そんな時代を象徴するかのような形態を2種類ご紹介しましょう。

スタディング

「通勤者のためにつくられた行政書士講座」です。スマートフォンやタブレット、ノートPC等ですべての勉強ができるようにカリキュラムが組まれています。通勤時間中や休憩時間中をつなぎ合わせて、すべての勉強を終わらせたいサラリーマンやOL向きです。

ビデオや音声の講義を中心的に用い、Web上で展開できるテキストやPDF形式で使う問題演習を併用します。

資格スクエア

このシステムは従来の教育形式を旧世代と位置付けています。一般の通信やeラーニングを第二世代と定義し、それらにないプラスアルファを盛り込んでいることをうたい文句としています。

合格者のデータや脳科学の最新情報を研究して、記憶の効率的な定着を実現するためにカリキュラムを組んでいます(講義・テキスト・問題演習のバランスへのこだわりも見もの)。

講義映像の豊富さや、オンラインのみで配信されるレジュメ等も大きな特徴です。

これらの最新式行政書士通信講座は、いずれもインターネット経由のコンテンツ提供だけで指導を終わらせる点が顕著な共通項目です。

日進月歩で発展していくネット技術・IT技術がもろに受験教育に顕れた結果と言えるでしょう。ネットに早くから親しんできた世代であればあるほど、相性も良いものと思われます。

とはいえ、いいことずくめではありません。紙媒体の教材を一切排除している点には一長一短があります。少なくとも、冊子型のテキスト・問題集を使うことで手に入るメリットはまったく見込めません。現状はまだ、紙の教材とメディア教材を並行して使う方式のほうが、汎用性が高くて無難でしょう。
最大の理想は

  • 紙のテキストおよび問題集
  • CDやDVDのような、音声や映像でのメディア教材
  • テキストや問題集と同等の内容を、受講者専用のWebサイトで利用できるシステム (CDやDVDの再生もできるとなおよい)

がそろっている行政書士通信講座ですね。